

毎年1月になると、高校に行かせるか、休ませるか悩む家庭がたくさんあります。インフルエンザが猛威を振るっている場合などは別ですが(そういうときは学校閉鎖・学級閉鎖になりますが)、大学受験を理由に学校を休むことは賛成できません。大人は生活のペースが崩れても元に戻すことに慣れています。子どもは基本的にずっと同じ生活リズムで来ています。日中、学校にも塾にも行かず家にいることは、子どもの体のベースを崩す元になります。それに、受験当日でもないのに長期間欠席することに関して、お子さんが少しでも後ろめたい気持ちになることも心配です。それに、休んでも、家でそんなに勉強がはかどるものではありません。むしろお母さんと長時間家の中にいることで、必要以上にプレッシャーが大きくなるほうがマイナスです。塾の雰囲気も、友だちの合格・不合格の結果が耳に入ってきて、ワサワサと落ち着かなくなります。お子さんが勉強に集中できるよう、この時期は極力普通に過ごすことが大事です。普段と違う特別なことはしない、これがこの時期の過ごし方のポイントです。
個人面談では、個別指導塾に入ってからの子どもの様子を、詳しく報告してくれることだろう。学校の教師とはまた違った角度から子どもを見ることができるので、父母にとっては子育てに大いに役立つはずである。子どもがどのように授業を受けているのか、勉強の進み具合はどうなのか、宿題はきちんとやってくるか、遅刻をしないで毎回時間通りに来ているのか、いろいろなことを聞きだせるチャンスでもある。学校や家とは違った子どもの様子をうかがえるのが塾であることを、もっと知ってほしいと思う。このような父母会や個人面談に出席しない家庭は、大変損をしているものと思ってよい。せっかく入れるなら、入れっぱなしではなく、その後の経過を聞かなくてはならない。入れっぱなしの無責任な親の子どもは、たいてい塾でもあまり熱心に勉強しない傾向があることは、塾長同士の間では常識となっている。高い月謝や入会金を払って入会したからには、親は子どもに何らかの関心を持ち続けてほしい。そうすれば、子どもも親の期待に応えて積極的に学びだすようになる。「おっしゃることはよくわかるのですが、今行かせている塾には父母会も個人面談もないんです」という方がいたら、そのような塾は片手間にやっているとしか考えられないので、今すぐやめた方がよいだろう。
ずっと英語を勉強していると、あるとき、「もう大丈夫かな」と思えるときがきます。もちろん、完璧な英語が身についたというわけではありません。勉強しなければならないことは際限なくあるけれど、一息つけるところまできたということです。「読む」「書く」「聞く」「話す」のいずれにしても、ある程度「使える」語学力になるまでには、かなりの努力と時間がかかります。それは年単位で考えていったほうがいいことです。その間、ちょっと疲れて休んだり、スピードが落ちたり、嫌になったり、また気を取り直したりと、いろいろなことがあるわけですが、基本的には、とにかくあきらめずに続けてゆく姿勢は保ってゆかなければなりません。そして、そのようにして続けてゆくと、ここで踏ん張らなければ、と思うようなときがやってくることがあります。それは人によって違います。たとえば、本格的に翻訳の勉強をするとか、英検の合格を目指すとか、大学の聴講生になって毎週勉強しにゆくとか、いろいろです。あるいは、そんなに特別なことでなくても、ニュースの英語が絶対聞けるようになろうというような決心かもしれません。そこで「エイ!」と思って頑張れるかどうかが分かれ目です。
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